アメリカの大統領選挙は、お祭り騒ぎみたいですね。しかし、アメリカの大統領は、私たちの日常生活の様々なことについても、重要な決定を下す権限を持っています。他人事ではないと言うことですね。サヴォイア公爵
アマデウス8世のシェフ長シカールが残した15世紀の料理本Du fait de cuisine(『調理場にて』)には、2日間の宴席の準備にかかる目安が記されています。シカールによればシェフ長は少なくとも荷車千台分のよく乾いた質のよい薪と大きな倉庫一杯の石炭を用意しておくべきらしい。
19世紀前半に缶詰製造が考案されるまで食物の保存法は基本的に古代とあまり違いがなかった。もっとも単純で普及していたのは食物を熱や風に晒して水分を除去する方法で、穀物から食肉まで香りが失われることに目をつぶれば賞味期間はかなり延びた。温暖な環境では
食品を直射
日光にあてるのが一般的だが、北方の冷涼な気候では強風に晒す方法のほか暖かい
オーブン・
地下室・屋根裏・生活空間も活用された。燻蒸・塩漬け・ピクルス・砂糖漬け・発酵など食品を
化学変化させる方法も長期保存用につかわれた。このような方法には作業時間が短くてすみ、あらたな風味が加わるなどの長所があった。秋に屠殺した家畜の肉を塩漬けや燻製にするのは、不毛の冬のあいだ必要数を超える家畜に与えるえさを節約するための、一般家庭の戦略でした。